お子様の矯正治療は、体の成長・発育と大きく関わっているのが特徴です。
そのため矯正治療もお子様の成長に合わせて行い、歯や顎のバランスを整えていきながら治療を行います。顎の成長が完了してしまった大人と異なり、大切な永久歯をなるべく抜かずに治療を進めることができます。
松本歯科医院では、生え変わりのお子様に対しては矯正治療が必要かチェックいたします。
そして適切なタイミングで矯正を始められるようにしっかりサポートいたします。
丈夫で綺麗な歯は、お子様への最高のプレゼント。お子様の矯正治療も、松本歯科医院にお任せください。
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お口ポカンを放って置かず、矯正治療で鼻呼吸へ!
ヒトは口呼吸をする唯一の動物です。口呼吸による健康上の不利益はヒトしか経験していないのです。冬になってネコやイヌが風邪を引いたというようなことは聞かないでしょう。鼻からノドまでは鼻腔といって、外の空気を肺に取り込む通路になっています。そこは沢山の繊毛がついた粘膜細胞で覆われていて、通過する空気を温め、湿度を上げます。その繊毛で小さなごみや化学物質、細菌やウイルスを絡めてとって、ノドや気管支、肺まで届かないように防御しています。ノドには免疫組織(扁桃・アデノイド)があってすり抜けてきた細菌やウイルスに対処します。口呼吸の際は外気が直接にノドに当たるので大変な違いです。つまり、鼻腔は保温・保湿機能をもった超高性能マスクの役割をしているのです。口呼吸ですとノドの免疫組織には外気とほぼ同じ温度の空気が当たることになります。冬季だと10℃以下の冷気が当たることもあるでしょう。そのような冷気でノドの免疫組織が冷やされると本来の免疫力が発揮できません。私たちに備えられた「鼻腔=超高性能マスク」の恩恵が得られない口呼吸の人では、鼻呼吸の人と比較して明らかに健康リスクが高くなります。
お子様の頃から鼻呼吸の習慣をきちんと身につけるためにも、小児矯正は有効です。
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小児期の顎顔面の成長を健やかに
小児期の顎顔面の成長は、将来的に睡眠時無呼吸症候群など他の問題を引き起こす可能性があります。顎顔面の成長を促すためには、継続的に【鼻呼吸、飲む、しゃぶる、吸う、噛む、しゃべる】ことが重要になります。口腔顔面の成長がもっとも大きいのは2歳までの期間であり、6歳までに成人の顔のほぼ60%が形成されるます。矯正治療では見た目だけでなく、機能を高めるためのトレーニングも兼ねています。
早期治療でより良い結果が期待できますので、一緒に治療のゴールを目指していきましょう。